RIZAP瀬戸健社長の器の大きさ
仕事のできない従業員に対して私はひどい言動を繰り返し、一人の従業員から物凄い剣幕で指摘をされ落ち込み一週間で3キロも体重が減るくらい食事も喉を通らない日々が続きました。
その後何年ぶりくらいでしょうか?休日に久しぶりに本屋さんに足を運び少しでも自分を変えるきっかけになればと思い 怒らないためのコツ という本を手に取りしばらく読みふけっておりました。
これ自分のためになりそうだと思い購入してその日は一日その本を夢中になって読んでいました。
結論から言うと人は怒りの感情はセルフコントロールができるという内容だったのですが、あまりしっくりくる内容ではありませんでした。
その後ある日曜の休みの日、朝7:30分より放送の がっちりマンデー という番組でRIZAP(パーソナルトレーニングジム)社長の瀬戸健さんが出演されていました。
テレビでお馴染みのこのロゴの会社です。
私はダイエットや運動にも興味があり早起きをして番組を見ていました。
内容はRIZAPは食事管理と週2回のワークアウトによってゲストをダイエットに成功に導くというコンセプトでした。
ダイエットは一人ですると三日坊主で終わってしまうのがほとんどです(私もそうでした)。
そこで辛いダイエットとトレーニングを継続させるのがRIZAPトレーナーの役割です。
どうすればゲストが三日坊主でダイエットをあきらめないようにするか試行錯誤を繰り返し、常にゲストにやる気を出させることがRIZAPのトレーナーの役割でした。
私はRIZAPのトレーナーのおもてなしに心を打たれました。
・常にゲストをあきらめさせないためにエールを送り続ける
・ゲストの感情を動かすため、サプライズで時には家族のサポートもお願いする(お誕生日プレゼントや子供からの直筆の手紙など)
・ゲストの食事内容のメールには勤務時間外問わず返信をする
など常に応援をしてくれるんです。
そこではっきりと覚えていませんが、キャスターの極楽とんぼの加藤さんが なぜトレーナーはすばらしい人ばかりですね? という質問を瀬戸社長にされました。
すると瀬戸社長はこのように応えました。
私は社員の皆さんを信じています。
と、そこで 加藤さんが
いや、中には裏切る奴もいますよ。
という質問に対して
もし裏切る社員がいるとしたら、それは全て私の責任です。私は今起こっていることは全て私の責任だと思って生きています。その状況でどう私が変わらなければいけないか常に考えています。
とおっしゃっていました。
それを聞いた瞬間私は号泣してしまいました。
瀬戸社長は常に悪いこともすべて自分の責任と考え、私は今まで相手の責任にして相手を変えようとしていたんだと
ということ一つ年上の社長に初めて気づかされました。
そこから人間関係コミュニケーション、リーダーシップについて勉強することに火が付きました。