人は変われる

 

あの人は年齢がいってるからもう変わらないだろうとか、あなたはこれ以上何言っても変わることはないからだめだ!とかよく人のこれからの未来を否定する人、性格を決めつける人が周りに何人かいると思います。

 

結論から言うとそんなことはありません。

 

なぜならダイエットの項目でも書いてますが、時間はかかりますが体も環境に応じて変化するんです。

 

 

私は 性格 という単語はあまり好きではありません。

 

なぜなら自分が感じた相手の言動、あなたの価値観だけで相手の事を評価しているにすぎないんです。

 

 

私は 性格 ではなくその人の考え方の クセ

 と考えています。

 

クセは直すことはできますよね。

 

だからその相手のクセを改善するために、あなたが変わればいいんです。

 

その必要もないと思うのであればあなたと相手の関係は改善されることは一生ありません。

 

ですがあなたが相手に対して少しでも愛情があるのならあなたが変わる努力をすればきっと相手も変わろうと努力するはずです。

 

不器用でもいいので行動が変われば言葉に出さなくとも相手はそれを察知します。

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もう一度言いますが クセは直すことはできます。

 

 

人の価値観は常に一定ではなく環境に応じて変化し続けるものなんです。

どんな人でも変わることはできます。

 

人は変化するとき違和感を感じると思いますが、それをプラスにとらえて楽しみましょう!

 

結果相手が少しでも理解してくれたらあなたもHAPPYになるはずです。

 

「HAPPY」の画像検索結果

 

 

正論だけでは人は動かない

 

 

私は正しいことを社員に突き付け続け、しまいにはあるベテラン社員に暴言を吐かれ奈落の底に突き落とされたのは最初に書いた通りです。

 

結論から言うと、人は正論を突きつけるだけでは行動を変えません

 

人は感情で判断します

 

この人の言う事だったら考えてみよう→正しい OR 正しくない→やる OR やらない というような回路になります。

 

ですがいくら正しいことを言っても この人の言うことなんか聞く価値もない、俺のことはほっといてくれ、うるっせーな!んな事わかってるよ などと思われてしまう人であったら耳で聞こえていても心に響いていないんです。

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そしてなかなか改善がされないのでしまいには感情的になってもっと強く言ってしまい、ますます従業員との心が離れて行ってしまう。そういうスパイラルに陥ってしまいます。

 

そこでなぜ人間は論理や正論だけでは動かせないかというと、脳のメカニズムにあるそうです。

 

生物学的なことなのであまり詳しくはわかりませんが、脳の前頭葉というところで様々な判断が無意識にされているそうです。

 

すなわち感情的に嫌な人の言うことは 良くて嫌々している 最悪の場合やらなくて良いことと判断されれば何も変わっていないということになります。

 

前者はまだ良いですが後者は自分の判断で結論を出しているので結果は良い方向に向かいません。それが善悪の判断がつかない新入社員ならなおさらです。

 

そこで何が重要かというと、

 

その人の事を常日頃見ているか

 

ということです。

 

人間は本能的に自分を守ろうとする防衛反応から、人の悪いこと、欠点ばかりに目を向けてしまいます。

 

しかし人間は千差万別、十人十色というように生きてきた過程も環境も何もかも違います。

 

自分が歩んできた人生とは全く違うのです。

 

人の持つ価値観は全員違うんです。

 

ですのでその人の強みと弱みをじっくりと観察する努力をしなくてはいけません。

 

欠点ばかりを指摘されていてはモチベーションも上がりませんし、最悪その仕事を辞めてしまうという結果になりかねません。

 

どんな人でも人は必ず良いところがあります。

 

それにまず気づき承認をしてあげた上で指摘をすることは問題ありません。

 

しかしそれをわからず、普段から見てくれていないと思う人から指摘をされても心に響かないんです。

 

よって改善がされないんです。

 

指摘をする前にまずコミュニケーションをはかりその人がどういう人なのか自分の中で分析をして、強みと弱みを理解し指導者であるあなたが変わらなければいけないんです

 

それを繰り返していくうちに、いつの日かあなたのいうことを聞くようになっていると思います。

 

中には あなたのために仕事をします 

 

という人も出てくると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RIZAP瀬戸健社長の器の大きさ

仕事のできない従業員に対して私はひどい言動を繰り返し、一人の従業員から物凄い剣幕で指摘をされ落ち込み一週間で3キロも体重が減るくらい食事も喉を通らない日々が続きました。

 

その後何年ぶりくらいでしょうか?休日に久しぶりに本屋さんに足を運び少しでも自分を変えるきっかけになればと思い 怒らないためのコツ という本を手に取りしばらく読みふけっておりました。

 

これ自分のためになりそうだと思い購入してその日は一日その本を夢中になって読んでいました。

 

結論から言うと人は怒りの感情はセルフコントロールができるという内容だったのですが、あまりしっくりくる内容ではありませんでした。

 

その後ある日曜の休みの日、朝7:30分より放送の がっちりマンデー という番組でRIZAP(パーソナルトレーニングジム)社長の瀬戸健さんが出演されていました。

「RIZAP」の画像検索結果テレビでお馴染みのこのロゴの会社です。

 

私はダイエットや運動にも興味があり早起きをして番組を見ていました。

 

内容はRIZAPは食事管理と週2回のワークアウトによってゲストをダイエットに成功に導くというコンセプトでした。

 

ダイエットは一人ですると三日坊主で終わってしまうのがほとんどです(私もそうでした)。

 

そこで辛いダイエットとトレーニングを継続させるのがRIZAPトレーナーの役割です。

 

どうすればゲストが三日坊主でダイエットをあきらめないようにするか試行錯誤を繰り返し、常にゲストにやる気を出させることがRIZAPのトレーナーの役割でした。

 

私はRIZAPのトレーナーのおもてなしに心を打たれました。

 

・常にゲストをあきらめさせないためにエールを送り続ける

・ゲストの感情を動かすため、サプライズで時には家族のサポートもお願いする(お誕生日プレゼントや子供からの直筆の手紙など)

・ゲストの食事内容のメールには勤務時間外問わず返信をする

 

など常に応援をしてくれるんです。

 

そこではっきりと覚えていませんが、キャスターの極楽とんぼの加藤さんが なぜトレーナーはすばらしい人ばかりですね? という質問を瀬戸社長にされました。

 

すると瀬戸社長はこのように応えました。

 

 私は社員の皆さんを信じています。

 

と、そこで 加藤さんが

 いや、中には裏切る奴もいますよ。

 

という質問に対して

 

 もし裏切る社員がいるとしたら、それは全て私の責任です。私は今起こっていることは全て私の責任だと思って生きています。その状況でどう私が変わらなければいけないか常に考えています。

 

とおっしゃっていました。

 

それを聞いた瞬間私は号泣してしまいました。

 

瀬戸社長は常に悪いこともすべて自分の責任と考え、私は今まで相手の責任にして相手を変えようとしていたんだと

 

ということ一つ年上の社長に初めて気づかされました。

 

そこから人間関係コミュニケーション、リーダーシップについて勉強することに火が付きました。

  「RIZAP社長」の画像検索結果

 

 

人生でやらかしてしまった最大の失敗

こちらでは私の人生で大切だと思うこと、私がやってしまった失敗談を含め人生で大切な原理原則についてお話をしていきたいと思います。

 

私は現在一会社員として働いておりますが、勤続年数も長くなってきたこともあって仕事もほぼできるようになって現場のリーダー的な職務に就くようになりました。

 

そこで私はある勘違いをしてしまい、これで私は認められたんだと勝手に思ってしまったのです。

 

自分で言うのもなんですが、私は非常にまっすぐな人間で良く言えば真面目な人間といわれます。

 

真面目と聞くと良い印象を受けますが、裏を返せば少々の違いも許せない、マニュアルにそぐわない事、NGな場面を発見すると気になって仕方がない。

 

人が思い通りに動いてくれないと気分を害してしまう。

 

そういう人間でした。

 

皆さんの職場にもおそらくこういう社員さんがいらっしゃると思います。

 

・いつまでも同じ間違いをする。

・何度も同じ指摘をさせる。

・なかなか仕事を覚えてくれない。

・私の言うことを聞いてくれない。

・そもそもこの仕事向いていないんじゃないかと思ってしまう。

 

などイライラさせる人ですね。

 

私の職場にもそういう人が少なからずいました(現在でも一人二人います)。

 

もちろん上記のような社員を教育しなければなりません。

 

社員は簡単に雇用を解除することはできませんから。

 

そこで私は思ったのです。

 

仕事のできない社員を徹底的に教育して職場をさらに良くしよう。オレがやってやる!

 

もちろん仕事で社員を教育することは悪い事ではありませんが、そこから私の空回りが始まりました。

 

社員の仕事ぶりを徹底的にチェックして指摘指摘指摘を繰り返しました。

 

時には感情的になり人格を否定するような発言をしたこともありました。

(あなた本当大丈夫?病気ではないですか?あなたこの仕事向いていないんじゃないですか?など)

 

それを繰り返していくと会社の雰囲気が良くなるどころかどんどん悪くなっていきました。

 

そして私は これではダメだもっと言ってやろう! と思いさらに感情的に指摘を繰り返すようになっていきます。

 

そしていつの日か私のことを全員が避けるようになってきました。

 

私も頭は悪いですが人間です。誰も私の言うことを聞いてくれていないと肌で感じることができました。

 

そしてある日一人の従業員から物凄い剣幕で言われたことが

 

あなたの言動はやりすぎです。

誰もあなたの言うことは聞いていません。

 

それを聞いたとき私は我に返りました。

 

このことを指摘されたとき、反発心ももちろんありましたが心の中でほっとしたところもありました。

 

これをきっかけに自分を変えよう と

 

なんて俺は最低な人間だったんだと反省し、そこから私はどうやって自分を変えるべきか試行錯誤の日々が続きます。

 

次回はどうやって自分のマインドを変えていったかそのプロセスについてお話ししようと思います。